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【2010.06.27 Sunday 】 author : スポンサードリンク
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2010.06.26 雲助蔵出し ふたたび
 さすがの雲助
市也『牛ほめ』
弥助『夏泥』
雲助『藁人形』
-仲入り-
雲助『五銭の遊び』
雲助『商売根問』

今では掛ける人がほとんどいないと言う『五銭の遊び』。
如何にして、たった五銭で女郎屋に上がったかを語る噺なのだが、これが実に馬鹿馬鹿しい噺で嬉しくなる。
「12時なので、ドーンと腹が減った」など、古い部分をそのまま掛けるのも新鮮。

おまけの『商売根問』にも驚かされた。
焼酎につけたお米と落花生でスズメを捕まえるという他の噺の中でも聴く商売のアイデアから入って、こういう商売、ああいう商売と展開していく。仲入りで『藁人形』をかけた人とは思えない軽さがいい。
【2010.06.26 Saturday 23:00】 author : JUGEM
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2010.06.20 三日月の会
 不機嫌な仲居に笑う
こみち『辰巳の辻占』
さん若『粗忽の釘』
こみち『鰻の幇間』
-仲入り-
志ん八『抜け雀』

『鰻の幇間』が良かった。
幇間の調子のよさは当然として、鰻屋の仲居の不機嫌な感じがズルいほど。
登場人物が少ない単調さを見事に補う。
【2010.06.20 Sunday 23:00】 author : JUGEM
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2010.06.19 黒門亭
 活字では分からない大丸屋騒動
市也『牛ほめ』
志ん八『粗忽長屋』
今松『お節徳三郎』
-仲入り-
露の新治『大丸屋騒動』

この日のお目当ては『大丸屋騒動』。
米朝の『落語と私』に、“活字で読むのと生で見るのは大違いの落語”として登場し、気になっていた。
いま調べてみると「名作・駄作も演者しだい」という一文の中。それだけ演じるのが難しい落語ということなのだろう。

さて、実際に見て、この噺の凄さが少しは分かったように思う。
妖刀村正を握った若旦那が狂ったように人を斬っていく、その演じ方は凄まじいの一言。
本当、これは文章では説明のしようがないような一席。ぜひ一度ご覧あれ。
【2010.06.19 Saturday 23:00】 author : JUGEM
| 黒門亭 | comments(0) | trackbacks(0) |
2010.06.13 朝也の会
 冬から夏、うどんからそば
朝也『ろくろ首』
やえ馬『時うどん』
朝也『船徳』
-仲入り-
朝也『そば清』

ゲストのやえ馬は、季節外れ、場所違いと言いつつ『時うどん』を掛ける。
その後の朝也は、夏に戻って『船徳』、うどんからそばに変わって『そば清』という展開。

『そば清』がよかった。
こういう他愛のない噺が好みだと言うのもあるが、軽くて、テンポがよくて、心地良い。
【2010.06.13 Sunday 23:00】 author : JUGEM
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2010.06.05 特撰落語会 市馬・白酒二人会
 二者二様のおもしろさ
小んぶ『子ほめ』
市馬『かぼちゃ屋』
白酒『火焔太鼓』
-仲入り-
白酒『真田小僧』
市馬『宿屋の仇討ち』

市馬の『かぼちゃ屋』、白酒の『火焔太鼓』と、それぞれの一門らしい噺が続いたのが嬉しい。
トボけた感じを上手く出したのが市馬。“上を向いて売る”くだりの馬鹿馬鹿しさを平気で演じ、何度も聴いている人からも笑いを取るのが凄い。
一方の白酒は熱演。これでもかこれでもかと畳み掛けてくる笑いで、その中に入る白酒独自のクスグリが光る。おかみさんが三百両を見て驚くさまも過剰。中途半端じゃないので、白けない。
【2010.06.05 Saturday 23:00】 author : JUGEM
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2010.05.31 末廣亭余一会 文左衛門・喬太郎二人会
 脂の乗った二人の競演
小んぶ『堀の内』
わか馬『千早振る』
文左衛門『笠碁』
わか馬『ガーコン 序』
喬太郎『猫久』
喬太郎『オトミ酸』
-仲入り-
喬太郎『路地裏の伝説』
正楽「紙切り」
文左衛門『竹の水仙』

喬太郎が遅れるハプニング発生。
学校公演で行った長野から戻って来る途中、電車が遅れて間に合わなかったとのこと。
そのおかげで、わか馬が二度上がり、喬太郎がお詫びにと余計に一席やったのだから、嬉しい誤算となった。

感心したのはわか馬。
文左衛門から、着替えずに袖で待っているように言われて、本当に上がることになった。そんな状態であがって『ガーコン 序』を掛ける図太さがいい。本家『ガーコン』の前、昭和初期の歌謡史を朗らかに歌い上げた。お目当てが遅れておかしな雰囲気になっても仕方がないところを、“色物替わり”と言いながら器用に繋ぐのが嬉しい。

喬太郎は『オトミ酸』の強烈さばかり印象に残るが、『路地裏の伝説』も良かった。
久しぶりにあった子供時分からの仲間が、他愛もない昔話を繰り広げるのだが、これが古典の長屋噺みたいで愉快。喬太郎なので、クスグリは満載だし、最後にひとひねりもあるのだが、そんなものは無くてもいいと思ってしまう。このどうしょうもない昔話をもっともっと聴いていたくなる。

文左衛門はしっかりしたネタを二席。
『竹の水仙』の、宿屋の主人と甚五郎の乱暴なやりとりが良かった。みっちり古典をやっているようで、細川の家来が上田馬之助。そっから往年のプロレスラーが多数登場という意外性も愉しい。

落語の世界ではまだまだ若手ということになるのだろうが、脂が乗りきっている二人の会に大満足。
余一会でのこの組み合わせは今年で2年目だが、ぜひ続いていって欲しいものだ。
【2010.05.31 Monday 23:00】 author : JUGEM
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2010.05.22 柳家小太郎とうとう独り
 野ざらしを最後まで
小太郎『野ざらし』
小太郎『ぶるぶる』
-仲入り-
小太郎『厩火事』

小太郎の『野ざらし』は、約1年前の末廣亭余一会「文左衛門・喬太郎二人会」で聴いたことがある。
文左衛門に脅されて(?)やったという前座“小ぞう”が掛けた勢いある『野ざらし』は新鮮だった。
今回も、ヤケにご陽気な八五郎の勢いは変わらず。やり過ぎな部分もあるので好みは分かれると思うが、自分は嫌いじゃない。釣りの後に幇間が出てきて云々という、最後までやるのは珍しい。

高座の途中、やや砕けた調子で客に話しかけるような言葉を挟むのに戸惑う。「けしからん」とか野暮なことを言うつもりはないが、客は当然のこと演者も馴れていないのでおかしな空気になるのは気になる。
【2010.05.22 Saturday 23:00】 author : JUGEM
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2010.05.15 三平堂落語会
 痺れるほどの意地っ張り
まめ平『出来心』
菊之丞『三味線栗毛』
-仲入り-
正蔵『祇園祭』
小燕枝『意地くらべ』

小燕枝の『意地くらべ』が良かった。
登場人物が揃いも揃って意地を張っている、ただそれだけの噺だが、その意地の張り方が素晴らしい。
大声を出すとか、怖い表情をするとかではなく、淡々と演じながらも意地を張っている様子が伝わってくる。頑固者風の小燕枝の風体も相俟って、その姿は痺れるほどだった。
【2010.05.15 Saturday 23:00】 author : JUGEM
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2010.05.08 小ゑん・喜多八試作品
 あの世にも粋な年増がいるかしら
喜多八『大工調べ』
小ゑん『鼓ヶ滝』
-仲入り-
喜多八『千早振る』
小ゑん『吉田課長』

小ゑんがまくらで披露した辞世の句がヤケに可笑しかった。
覚えているものを挙げると、こんな感じ。
  願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃 (西行)
  裏を見せ表を見せて散る紅葉(良寛)
  おもしろきこともなき世をおもしろく(高杉晋作)
  内損と腎虚をわれはねがふ也、そが百年を生き延びしうへ
                      (十返舎一九)
『鼓ヶ滝』の西行から展開したまくらだが、噺にはほとんど関係がない知識を愉しそうに紹介するのが小ゑんらしい。

あまりに有名(?)だが、やはり極めつけは一朝老人か。
  あの世にも粋な年増がいるかしら(三遊一朝)
【2010.05.08 Saturday 23:00】 author : JUGEM
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2010.04.29 つぶしあい
 しつこい可笑しさ
一之輔『蛇含草』
志ん八『丘の上のピヨ』
-仲入り-
志ん八『代脈』
一之輔『鰻の幇間』

『蛇含草』の餠の曲喰いに大笑い。
遊びを入れ易いところなのだろうが、色々な見立ての食べ方を七つも八つもやる。中途半端にしつこいと白けるが、徹底してやると可笑しくなる。
【2010.04.29 Thursday 23:00】 author : JUGEM
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